2011年09月12日

TPP参加 / 不参加

まあ僕のような遊牧民にとっては、ぶっちゃけどっちでもいいんだけど。
そもそもTPP参加・不参加が自由貿易or保護主義で語られていることがナンセンスである。自由貿易がそんなに大事というならTPPなどと言わずにWTOをたて直し、アジアだけでなく世界的に貿易の自由化を進めればいいのだけれど、それが一向に進まないから世界恐慌後のブロック経済みたいな方向に進んでしまっているのが現状だ。
民主党は確かマニフェストに『東アジア共同体』なるものを掲げていたけれど、これは決して間違いではない。現にアジアでは日中韓の経済関係は以前と比べて一層深まっているわけだが、アメリカが何としてもそこに食い込みたいという構図、それがTPPなわけだ。

某首相はTPPへの参加を『平成の開国』などと表現したけれど、日本はTPPなどに参加しなくても既にアジアとは深く結びついており、ある意味で開国している。ようするに今回のTPP騒動はほとんどアメリカ様のアジア戦略。アメリカはまず始めにTPPで日本を取り込み、その後にFTAAPと繋げてアジアを取り込もうというシナリオを描いているわけだ。
もちろんだからといってTPP絶対反対!ってわけでもない。やたらと図にのっている中国の覇権主義を牽制する意味でも、アメリカ様との関係は今後も重要だし尻尾を振っていかなければならないのだが、やはり一番懸念されるのは、今回のTPP騒動で中国と貿易戦争になってしまわないだろうか…ということである。

ちなみにTPPは日本語で『環太平洋戦略的経済連携協定』というらしい。もちろん、日本は環太平洋の一員であるけれど、中国・韓国・タイやらその他の環太平洋の一員の皆様が参加しないのになんで日本だけ参加する必要があるのだろう?アメリカは日本とアジアの関係を分断でもしたいのだろうか。日本がTPPに参加すれば、よくいわれている農業以上に、医療や保険、そして製造業などの分野に大打撃を与える。
現在、日本の最大輸出先国はアメリカではなく中国である。中国市場において日本はドイツと競っているわけだが、TPPで日本と中国の間にひびが入れば、結果どうなるかは大体予想がつくだろう。
…まあ好きにすればいいや。最近の国会中継を見てても 『2ちゃんねる』 の喧嘩と同じレベルにしか見えないし。なんだかもう終わってる、いろんな意味で。


posted by もときち at 02:37 | ECONOMY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 
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