2009年12月01日

ラスベガス滞在記

10日間またやってしまった。
今回の目的地は世界一のエンターテインメントシティとの呼び声も高い『ラスベガス』である。本来なら今月はロンドンの弟の家に下宿させてもらって、1ヶ月くらいかけてイギリス国内をぶらぶら旅する予定だったんだけど、弟に『来なくていい』と嫌われてしまったので、またまた例によって独りで旅立つことにしたわけだ。
 
ラスベガス(01)今回は夕方の5時くらいに成田空港からロサンゼルスへアメリカンエアラインで移動。ロスから乗り継ぎ、ラスベガスのマッカラン空港に着いたのは同日の午後1時である。時間が戻っていてちょっと得した感じがするのは気のせい。
飛行機から降りてすぐ、空港内にスロットマシンを発見。そうだった、ラスベガスはカジノの街。世界中から一攫千金を夢見てギャンブラーがやってくる。しかし、僕は宝くじ・パチンコを始めとしたギャンブルにあまり興味が無いのだ。

僕が今回の旅行で特別楽しみにしていたのは『シルク・ドゥ・ソレイユ』と『グランドキャニオン』と『フルヌード・ストリップショー』なのだった。まあ、ギャンブルも話のタネにやってはみるけど、基本的には街中をぶらぶら歩きながら地味な旅を満喫したい、そう考えていた程度である。
 
さて、ラスベガスはストリップと呼ばれる大通りがメインストリートになっていて、その界隈にほとんど全てのカジノ、アトラクション、劇場やショップが揃っている。だから、基本的に観光客は徒歩で移動するのが手っ取り早いんだけど、この徒歩移動が結構疲れるのだ。
ご存知のようにラスベガスは砂漠のど真ん中にあって、乾燥はひどいし、日射しがめちゃくちゃ強い。そのくせ冬だけあって空気は冷たいという何とも変わった気候である。ちょっと歩いただけで喉がカラカラになるし、体力の消耗が激しい。水分補給をこまめにしないとダメだね。
ラスベガス(02)

それにしても、旅行初日は驚きの連続だったなー。ミラージュの火山噴火、ストラスフィアからみた世界一の夜景、そして、有名なベラッジオの噴水ショーを初めて観たときの感動ときたら…。
すげえ、すげえよじっちゃん (;゚Д゚)
 
ラスベガスのホテルについて
 
ラスベガス(03)ラスベガスは街の景色を見ているだけで楽しいのだけれど、メインストリート沿いに並んでいるホテルは特別だ。各ホテルは独自のテーマ性を持っており、フランスのパリをテーマにしたホテル、古代ローマをテーマにしたホテル、ハリウッド映画をテーマにしたホテルなどなど、外観から内装に至るまで娯楽性は見事に徹底されている。
マッカラン空港に降り立つ際に、誰もがひと際目立つピラミッド型の建造物を目にすることだろう。それが世界初のピラミッド型ホテル『ルクソール』だ。

スフィンクス像の背後に見えるピラミッドは、最新技術を駆使してつくられたホテルの客棟なのだ。
斜めに進むエレベーターや傾斜した窓など、普通のホテルでは味わえないようなものばかり。施設内部にも古代エジプトを思わせる装飾・ディテールが随所にあり、奇抜さで言えばルクソールがラスベガス・ナンバーワンだろう。
 
他にも目をひくホテル施設はたくさんある。ホテル『パリス』には華やかなパリの観光名所が凝縮されている。実際に登ることも出来るエッフェル塔、門前に建てられたコンコルド広場の噴水から、もちろんフランス凱旋門まで。施設内部のショップ・レストランも英語ではなくフランス語で表記されており、本場パリさながらである。ライトアップされたパリス周辺の夜景は素晴らしく、おそらくラスベガスで最も美しい建造物の1つとして挙げられる。ラスベガス(04)

道路の反対側には噴水ショーで有名なホテル 『ベラッジオ』もあるため、昼夜問わず大勢の観光客がこの周辺に押し寄せるのだ。
ところで、なぜラスベガスのホテルはこんなにも凝っているのかというと、それはほとんど全てがカジノへの客寄せのためなのだ。実際行ってみてわかったのは、どのホテルも客棟へ行く前にカジノフロアを通過する構造になっているということ。ようするにホテル側としたら、宿泊料金なんかでちまちま稼ぐよりも、カジノで客にお金を使わせることのほうがよっぽど商売になるというわけだ。
 
無料で提供されるショーの数々
 
ラスベガス(05)そんなわけで、ラスベガスの各ホテルには集客のために用意された無料のショーやアトラクションが凝縮されている。
無料アトラクションのなかでも、メインストリート沿いにおいて、いまや代表的なポジションを築いたとされるのが「ベラッジオ」の噴水ショーだろう。ベラッジオの経営者がエレガントなムードを演出するために、こんな素晴らしいショーを通行人のために無料で用意してくれた。水と光のコントラスト、音楽を絶妙に駆使した噴水ショーは見応え抜群。

噴水のパターンも何種類も用意されていて、音楽は現代のポップソングからクラシック音楽、ブロードウェイまで幅広い。この噴水ショーは15分おきに催されていて、昼間に見るものと夜に見る噴ものとでは随分と印象が違う。人気のショーなので早めにベストポジションを確保しておかないと見ることが出来ないのだ。
ミラージュの『火山噴火ショー』も見応えがある。普段は静まり返った浮島が一変して火の海になり、冷たい風が吹く冬季などは、燃え上がる炎の熱が伝わってきて気持ちいい。火山が徐々に噴火して、最終的には湖一面が炎に包まれる圧巻の無料ショーである。
 
この他にも『サイレンス・オブ・TI』や『マスカレード』 など、まだまだ無料のショーは盛りだくさんなのだけれど、世界で最も美しい夜景の1つとして数えられるラスベガスの夜景も是非見ておきたいものだ。ストラスフィアタワー展望台からの景色が格別で、週末になると展望台はカップルでごった返す。僕が行ったときは平日だったので、それほど混雑はしていなかったけれど。
 
ラスベガス・カジノ入門講座
 
さてさて、右から左までスロットマシンで埋め尽くされたこの街に来たからには、誰だって一度はゲーミングに挑戦してみたいだろう。しかし、ラスベガスのカジノは英語の話せない人にとっては、少し敷居が高いものに感じてしまうかもしれない。スロットマシンひとつやるにしても、決まった手順が必要で、ただドル紙幣を挿入すれば誰でも気軽にプレイできるというようなものではないのだ。こういった基礎的なルールはガイドブックにも載っていないし、誰も説明してくれないので、今回は僕が体当たりでおこなった手順を紹介していこうと思う。ラスベガス(06)

まず、ラスベガスのカジノでゲームを行う際には「プレイヤーズカード」という身分証みたいなものが必要になる。まあ、厳密的に言うと必ずしも必要ではないのだけれど、カードがないとプレイできないスロットマシンもあるし、テーブルゲームについては年齢証明を求められてしまうので、作っておけば間違いないだろう。
この「プレイヤーズカード」はカジノに必ず1つは設置されている 『プレイヤーズクラブ』 というカウンターで発行してもらうのだ。日本人の場合はパスポートを持って、プレイヤーズクラブの係員にプレイヤーズカードを発行してほしい旨を伝えよう。そうすると「初めての発行か、二回目の発行なのか」訪ねてくるので、初めてだと答えればよろしい。住所や電話番号の記載を求められるが、これも英文レターを書く要領で(日本の宛名とは真逆の)番地から書いていこう。しばらくして、係員の確認が終わったらプレイヤーズカードを発行してもらえるはずだ。
 
ラスベガス(07)特定のスロットマシンで遊ぶ場合は、ドル紙幣を挿入する前にこのプレイヤーズカードをスロットマシンに挿入する必要がある。プレイヤーズカードを挿入したら、1ドル紙幣なり10ドル紙幣なり、自分の好みで紙幣を挿入してスロットをスピンさせる。
そうそう、写真のスロットマシン上部に 「$1019.22」 という表記があるでしょう。これは『プログレッシブ』といって、過去にこのスロットマシンを使った客の賭けた負け金額がどんどん積み立てられていき、そのすべてが配当金になるというものだ。

僕もスロットマシンにたった1ドルだけ賭けて180ドルヒットするなんていう幸運なハプニングがあった。当たった金額をキャッシュに戻したいときは「キャッシュアウト」のボタンを押すと180ドルと記載されたレシートが出てくるので、そのレシートをATMで換金するか、 或いはキャッシャーの係員に見せればよい。まあ、僕の場合は180ドル当たったといっても最終的には300ドル(3万円)損してしまっているので、意味が無かったんだけどな。
 
必見!シルク・ドゥ・ソレイユ
 
初めてラスベガスに行く人に絶対おすすめしたいのが、シルク・ドゥ・ソレイユのサーカスだ。
もしも、あなたが芸術に興味があり、あるいは将来的に何かしらエンターテインメントに関わる仕事をしたいのであれば、あなたは今すぐにラスベガス行きの航空券を購入して、シルク・ドゥ・ソレイユの『O』を見なければならない。
 

旅行3日目の夜、『O』の素晴らしさに胸を打たれた僕は、残りの滞在期間すべてを費やして、シルク・ドゥ・ソレイユのサーカスを見ることに決めた。KA、LOVE、ズマニティ、そしてミステールのチケットを購入して、毎晩心ゆくまで楽しんだ。
そんなふうにして、たくさんのショーを見たわけだけれど、やはり『O』の衝撃を超えるものは存在しなかった。全てが水上(水中)で行われる『O』は、水の匂いが観客席にまで伝わってきて、まるで自分がその世界に存在しているかのような錯覚すら受ける。素晴らしい。
ラスベガス(08)

もちろん、二番人気の『KA』もすごかったけど。アクロバティックな演技もさることながら、その斬新な舞台装置に「これがサーカス?」と、誰もが驚くことだろう。このショーでもやっぱり僕は泣いてしまったのだけれど(泣きすぎ)、なかでも日本人のバトンワトリングとして、主役級の活躍を見せた高橋典子さんの演技は素晴らしかったな。ちなみに写真にうつっている不審人物は『KA』の敵役のお面をつけた僕です。夜中はずーっとこのお面つけたまま行動してたなー。
 
相も変らぬアメリカン・フード
 
ラスベガス(09)今回の旅行中は「ル・ビレッジ」だとか、「ハーレーダビッドソン・カフェ」だとか、いろんなレストランにお世話になった。そのなかでも、とくに印象に残ったのがストラスフィアタワーの106階にある「トップ・オブ・ザ・ワールド」というレストラン。
料理が美味しいのはもちろんだけど、店内から見るラスベガスの景色も素晴らしい。僕が行ったのは昼間だったけれど、夕食時の夜景なんかは綺麗なんだろうな。まあ、夕食時はカップルだらけという予想をふんで、わざと昼間に来たんだけど。

その他は、だいたいマクドナルドだとかハードロック・カフェとか、ファストフードだったな。
そうそう、ニューヨーク旅行でお世話になった巨乳レストラン「フーターズ」もあった。ラスベガスではホテル業にまで進出していて、もちろん、ホテルの従業員は巨乳ウェイトレスを中心に構成されている。カジノのスロットマシンもセクシーショット満載というフーターズ尽くしのこのホテル、当然のごとく例のレストランも健在であった。ラスベガスでもこの系列の店は過去に来たことがあったので、安心して入ることが出来た。相変わらずお姉さん達はテンションが高かったです。
 
 
posted by もときち at 10:33 | ABROAD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 
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