2009年07月09日

洋楽の話


ザ・クイーン・イズ・デッド [Limited Edition, Original recording remastered, SHM-CD] / ザ・スミス (CD - 2008)
イギリス旅行の計画をたてています。
イギリスには僕の弟が留学しているので、彼に会いに行くというわけです。
学生が留学先に指定する国といったらアメリカやらカナダやらが本場なはずだけど、弟の場合は自分の好きなロックバンドがロンドン出身だったからという理由だけで、イギリスに留学した無謀者であります。


さてさて、イギリスはビートルズやピストルズを生んだ伝統あるロックンロールミュージックの国です。
弟の愛好する「ザ・スミス」というバンドも例に漏れず、ロックの暗黒期と言われた1980年代に、ほとんど唯一の成功をおさめた稀有な存在であり、当時のファンの中には歌詞の影響で自殺した人もいるくらい大きな影響力を持っていたといいます。ミュージシャンになることを夢見ながら、自宅に引きこもり読書ばかりしていた文学青年のボーカル。そして、音楽的才能に溢れ、技術・知識ともに同時代の誰よりも優れていたギタリスト。モリッシーとジョニー・マー、2人の才能が運命的な出会いを果たし、1982年に結成されたロックグループが「ザ・スミス」です。

それにしても、今の日本でスミスを信奉している二十歳そこそこの若僧なんてなかなかいないと思うな。これは僕の個人的な印象だけど、昨今「スミスが好きです」などと宣言するのは、たとえば読書をこよなく愛する文学青年が「私は太宰治が好きです」というのと同じくらい恥ずかしいことのような気がします。
…なんて言ったらいいのだろう。スミスってバンドは、出来れば「みんなには聴いていることを隠しておきたい」恥ずかしい過去みたいな…、そんな存在なんだな。


And if double-decker bus
Crashes into us
To die by your side
Is such a heavenly way to die
And if a ten-ton truck
Kills the both of us
To die by your side
Well, the pleasure-the privilege is mine

<the Smiths : There Is A Light That Never Gose Out>


スミスの魅力はわかりやすい。メロディアスで惹きこまれるギターサウンド、それに反してネガティブに人間の暗部を描く歌詞、 …そして、身悶えするようなモリッシーの歌声(と、へんてこなダンス)
今さら隠す必要もないから告白するけれど、僕もスミスの楽曲で好きなものはいくつもあります。「There Is A Light That Never Gose Out」や「Bigmouth Strike Again」…。
有名な「How Soon Is Now ?」や「Some Girls Are Bigger Than Others」の反復するギターも大好きです。なかでもノエル・ギャラガーやら多くのミュージシャンにカバーされ、愛されてやまない「There Is A Light That Never Gose Out」は、いつまでも聴いていたくなる、僕の最も好きな洋楽ナンバーのひとつです。(弟からすると僕のように3rdを聴いているヤツは似非スミス聴きであり「Hand In Glove」や「Heaven Knows I'm Miserable Now」といった初期スミスこそ真のスミスであるらしいよ。)
 
posted by もときち at 10:49 | ENTERTAINMENT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする 
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